お父さんも息子も脱毛する時代が来た


つい最近、高校生の長男に「父さん、俺も脱毛したいんだけど」と相談されました。

正直、最初は「男が脱毛?」と思ったんですが、よく考えたら自分も毎朝のヒゲ剃りが面倒だし、夏場のすね毛も気になってたんですよね。

調べてみると、今や男性の約9人に1人が脱毛経験ありという時代。息子の友達も何人か脱毛してるらしい。

「じゃあ一緒に調べてみるか」ということで、家庭用脱毛器から医療脱毛まで、父と息子で本気でリサーチしました。

結論から言うと、年齢・目的・予算によって最適解が全然違うんです。

この記事では、40代のお父さんと10代の息子、それぞれの立場から「結局どれがいいの?」を徹底的に比較・解説します。

男の脱毛、3つの選択肢を理解しよう


まず大前提として、男性が脱毛する方法は大きく分けて3つあります。

男の脱毛3つの選択肢

①家庭用脱毛器:自宅で好きな時に。初期費用だけで済む

②脱毛サロン(光脱毛):エステサロンで施術。痛み少なめ

③医療脱毛(レーザー脱毛):クリニックで施術。効果は最強


それぞれメリット・デメリットがはっきりしてるので、自分に合うものを選ぶのが超重要です。

光脱毛とレーザー脱毛の違いって何?


「光」と「レーザー」、名前は似てるけど効果は全然違います

光脱毛(家庭用・サロン)
毛根に「ダメージを与える」方法。毛の成長を遅らせる「抑毛・減毛」効果。時間が経つとまた生えてくる可能性あり。

レーザー脱毛(医療脱毛)
毛根を「破壊する」方法。半永久的な脱毛効果が期待できる。医療行為なのでクリニックでしか受けられない。

ここ重要
「永久脱毛」ができるのは医療脱毛だけ。サロンや家庭用は法律上「永久脱毛」とは言えません。ただし、継続使用でかなり毛が減るのは事実です。

【比較表】家庭用・サロン・医療脱毛を徹底比較


まずは全体像を把握するために、3つの方法を一気に比較します。


項目 家庭用脱毛器 脱毛サロン 医療脱毛
脱毛効果 抑毛・減毛 抑毛・減毛 永久脱毛
痛み 弱め 弱め〜中程度 中〜強め(麻酔可)
ヒゲ脱毛の回数目安 20〜30回以上 15〜20回 5〜10回
全身脱毛の総額目安 7〜10万円(本体代) 50〜70万円 20〜40万円
通う手間 なし(自宅) 12〜18回通う 5〜8回通う
施術者 自分 エステティシャン 医師・看護師
トラブル時の対応 自己責任 サロン対応 医師が診察・処方


ざっくりまとめると

コスパ重視・通うのが面倒 → 家庭用脱毛器

痛いのが嫌・ゆっくり減らしたい → 脱毛サロン

確実に永久脱毛したい → 医療脱毛


家庭用脱毛器のリアルな話


まず、最も手軽に始められる家庭用脱毛器について。

家庭用脱毛器のメリット


家庭用脱毛器のいいところ
  • 初期費用だけで済む(7〜10万円程度)
  • 好きな時間に自宅でできる
  • 予約不要、通う手間ゼロ
  • 家族でシェアできる(父子で使える)
  • VIOなど恥ずかしい部位も自分でできる
  • サロンの倒産リスクがない

特に「家族でシェアできる」のは大きい。息子と一緒に使えば、1台7万円でも一人3.5万円。コスパ最強です。

家庭用脱毛器のデメリット


家庭用脱毛器の正直なところ
  • 効果が出るまで時間がかかる(数ヶ月〜1年)
  • 男のヒゲには効きにくい(毛が太すぎる)
  • 背中など自分で照射できない部位がある
  • 続ける根気が必要(途中で飽きる人多数)
  • 肌トラブル時は自己責任

正直に言うと、男のヒゲを家庭用で完全にツルツルにするのは相当大変です。体毛(すね毛、腕毛など)には効果を感じやすいですが、ヒゲは毛根が深くて太いので、サロンや医療の方が確実。

おすすめ家庭用脱毛器2選


家庭用脱毛器で男性に人気なのは、この2機種。

ケノン(69,800円)


ケノン基本情報
  • 価格:69,800円(税込)
  • 方式:IPL光脱毛(フラッシュ式)
  • 照射回数:最大300万発(レベル1)/ 50万発(レベル10)
  • 照射面積:7cm²(業界最大級)
  • 出力調整:10段階
  • 対応部位:顔・VIO含む全身
  • 製造:日本製

ケノンの特徴

照射面積が広いので、全身脱毛が効率的にできる。すね毛や腕毛など広い部位に向いてる。カートリッジ交換式で、家族でシェアする時も衛生的。

ただし男のヒゲには正直パワー不足。「ストロングカートリッジ」を使ってレベル10でガンガン当てても、ツルツルにするには相当な回数と根気が必要。

ケノンはこんな人向け
  • 体毛(すね毛、腕毛、胸毛)をメインで脱毛したい
  • 家族でシェアしてコスパよく使いたい
  • サロンに通う時間がない

トリア(49,800円)


トリア基本情報
  • 価格:49,800円(税込)
  • 方式:ダイオードレーザー(家庭用で唯一のレーザー式)
  • 照射回数:カートリッジ交換不要
  • 照射面積:直径1cm(かなり狭い)
  • 出力調整:5段階
  • 対応部位:Iライン・Oライン以外
  • FDA(米国食品医薬品局)認可

トリアの特徴

家庭用で唯一の「レーザー脱毛器」。光脱毛より強力で、ヒゲにも効果を感じやすいのが最大の特徴。

ただし照射面積が直径1cmと激狭なので、全身脱毛には向かない。ヒゲや眉毛など狭い範囲をピンポイントで攻めたい人向け。

トリアの注意点
レーザー式なので光脱毛より痛みが強め。特にヒゲは「輪ゴムで弾かれる」どころか「針で刺される」レベルという声も。痛みに弱い人は要注意。

家庭用脱毛器比較表



項目 ケノン トリア
価格 69,800円 49,800円
方式 IPL光脱毛 ダイオードレーザー
照射面積 7cm²(広い) 直径1cm(狭い)
ヒゲへの効果 △(時間かかる) ○(効果感じやすい)
全身脱毛 ○(効率的) ×(時間かかりすぎ)
痛み 弱め 強め
おすすめ用途 体毛メイン ヒゲ特化


脱毛サロンのリアルな話


次に、メンズ脱毛サロンについて。「メンズクリア」「リンクス」などが有名ですね。

脱毛サロンのメリット


脱毛サロンのいいところ
  • 医療脱毛より痛みが少ない
  • プロが施術してくれる安心感
  • 自分で見えない部位もお任せ
  • 美肌効果も期待できる(IPL+SHRなど)
  • キャンペーンで安く始められることが多い
  • 都度払い対応のサロンも多い

脱毛サロンのデメリット


脱毛サロンの正直なところ
  • 永久脱毛ではない(また生えてくる可能性)
  • 医療脱毛より回数が多く必要(12〜20回)
  • 総額が高くなりがち(50〜70万円)
  • 予約が取りにくいことがある
  • 倒産リスクがある(前払いに注意)
  • 肌トラブル時に医師がいない

サロン倒産に注意
近年、脱毛サロンの倒産が相次いでいます。高額な前払いをして、突然閉店…というトラブルも。なるべく都度払いか、少ない回数のコースで契約するのが安全です。

おすすめ脱毛サロン2選


メンズクリア


メンズクリア基本情報
  • 店舗数:全国116店舗以上
  • 方式:IPL + SHR ハイブリッド脱毛
  • ヒゲ脱毛:初回980円(お試し)
  • 通い放題プランあり:月額制で追加料金なし
  • アフター保証:最大90%OFF
  • スタッフ:男女混合

メンズクリアの最大の特徴は「通い放題プラン」。月額を払い続ければ何度でも通えるので、毛が濃い人には安心感がある。

リンクス(RINX)


リンクス基本情報
  • 店舗数:全国88店舗
  • 方式:IPL(男性専用脱毛機を共同開発)
  • ヒゲ脱毛お試し:900円〜
  • 料金体系:回数制(都度払いも可)
  • アフター保証:永久80%OFF
  • スタッフ:100%男性

リンクスはスタッフ全員が男性なのが特徴。VIO脱毛で女性スタッフに見られるのが嫌…という人には安心。また、回数制で明朗会計なのも好印象。

脱毛サロン比較表



項目 メンズクリア リンクス
店舗数 116店舗以上 88店舗
ヒゲ脱毛お試し 980円 900円
料金体系 通い放題(月額制) 回数制・都度払い
スタッフ 男女混合 100%男性
アフター保証 最大90%OFF 永久80%OFF
向いてる人 ガッツリ脱毛したい人 軽めの脱毛・男性スタッフ希望


医療脱毛のリアルな話


最後に、最も効果が高い医療脱毛について。

医療脱毛のメリット


医療脱毛のいいところ
  • 永久脱毛効果が期待できる
  • 少ない回数で完了(5〜8回程度)
  • 医師・看護師による安全な施術
  • 肌トラブル時はその場で診察・処方
  • 麻酔が使える(痛みに弱い人も安心)
  • 長期的に見るとコスパがいい

医療脱毛のデメリット


医療脱毛の正直なところ
  • 痛みが強い(特にヒゲ・VIO)
  • 1回あたりの費用が高め
  • 肌が赤くなる・毛嚢炎のリスク
  • 日焼け肌・色黒肌は施術できない場合も
  • 一度脱毛すると元に戻せない

医療脱毛の料金相場



部位 回数目安 料金相場
ヒゲ脱毛(3部位) 5〜10回 3〜8万円
ヒゲ脱毛(全体) 5〜10回 8〜15万円
VIO脱毛 5〜8回 8〜15万円
全身脱毛(顔・VIO除く) 5〜8回 20〜30万円
全身脱毛(顔・VIO込み) 5〜8回 30〜40万円


おすすめ医療脱毛クリニック


湘南美容クリニック


湘南美容クリニック基本情報
  • 症例数:470万件以上(2025年6月時点)
  • 店舗数:全国140院以上
  • ヒゲ脱毛3部位:16,800円(6回)
  • 脱毛機:4種類から選択可能
  • 麻酔:クリーム麻酔あり

大手ならではの安心感と、業界最安級の料金が魅力。ヒゲ3部位6回で16,800円は破格。

メンズエミナル


メンズエミナル基本情報
  • 店舗数:全国60院以上
  • 方式:蓄熱式(痛み軽減タイプ)
  • 麻酔:無料で使用可能
  • ヒゲ脱毛:5回コースあり

「痛みが少ない」と評判の蓄熱式脱毛機を採用。さらに麻酔が無料なので、痛みに弱い人におすすめ。

ゴリラクリニック


ゴリラクリニック基本情報
  • 店舗数:全国22院
  • 方式:熱破壊式(ヤグレーザー含む)
  • ヒゲ脱毛:6回コース + 3年間追加照射可能なプランあり
  • 男性専門クリニック

男性専門クリニックとして有名。ヒゲが濃い人向けの追加照射プランがあるのが特徴。

父と息子、それぞれのベストな選択は?


ここまで3つの方法を比較してきましたが、結局どれがいいのか?

年齢・目的・予算で最適解が変わります

【息子(10代〜20代前半)】におすすめの脱毛


10代〜20代前半の息子向け

体毛メインなら → 家庭用脱毛器(ケノン)で十分

ヒゲも気になるなら → 脱毛サロン(学割あり)

ヒゲを確実になくしたいなら → 医療脱毛(早めにやれば一生もの)


理由:若いうちは毛がまだ完成しきってない場合もある。また、ヒゲは20代後半まで濃くなり続ける人も多い。焦って高額な永久脱毛をするより、まずは様子を見ながら始めるのが無難。

ただし、本気でヒゲをなくしたいなら医療脱毛が最終的にはコスパ良い。早くやればやるほど、ヒゲ剃りの時間とお金を節約できる。

【お父さん(40代)】におすすめの脱毛


40代のお父さん向け

ヒゲを確実になくしたい → 医療脱毛一択

体毛を減らしたい程度 → 家庭用脱毛器(息子とシェア)

白髪ヒゲが混じってる → ニードル脱毛も検討


理由:40代はもう毛の状態が安定してるので、永久脱毛しても「また濃くなる」リスクが低い。残りの人生でヒゲ剃りにかける時間を計算すると、医療脱毛の方がコスパ良い。

白髪ヒゲは要注意
光脱毛もレーザー脱毛も、メラニン色素(黒い色)に反応する仕組み。つまり白髪には効果がない。白髪が多い人は「ニードル脱毛(電気針)」という別の方法を検討する必要があります。

父子で一緒にやるなら?


親子でお得にやる方法

①家庭用脱毛器を共有

ケノン1台(7万円)を2人で使えば、一人3.5万円。体毛メインならこれで十分。

②同じクリニック・サロンに通う

紹介割やペア割があるところも多い。一緒に通えば継続もしやすい。

③役割分担する

息子→体毛は家庭用、ヒゲはサロン / 父→ヒゲは医療脱毛、体毛は家庭用…など、部位によって使い分ける。


まとめ:結局どれがいい?目的別おすすめ


長くなりましたが、最後にまとめます。


あなたの目的 おすすめの方法
とにかく安く始めたい 家庭用脱毛器(ケノン)
ヒゲを確実に永久脱毛したい 医療脱毛
痛いのが絶対嫌 脱毛サロン or 蓄熱式医療脱毛
通う時間がない 家庭用脱毛器
体毛(すね毛・腕毛)を減らしたい 家庭用脱毛器(ケノン)
VIOを人に見られたくない 家庭用脱毛器 or 男性スタッフのサロン
学生で予算が少ない 学割のある脱毛サロン or 医療脱毛
長期的なコスパ重視 医療脱毛


我が家の結論

息子(高校生)→ まずはケノンで体毛から。ヒゲは大学生になってから医療脱毛を検討。

父(40代)→ ヒゲは医療脱毛で永久脱毛。体毛は息子とケノン共有。

という方針になりました。まずは無料カウンセリングやお試し体験で、自分に合うか確かめるのがおすすめです。

脱毛は早く始めれば、その分だけ快適な期間が長くなります。父子で一緒に「脱毛デビュー」してみてはいかがでしょうか?